茅ヶ岳歴史文化研究所の日常やイベント報告、最新ニュースなど。


by kayabun
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<   2013年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧

で、こいつが全体像

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「ジャ~ン!」といふわけで前回から紹介の出産土器!これが完全体

でありまする。数千年の時を経て大気中にこんにちわです。なんて

素晴らしい!なんてロマンチック!ポエムです!メルヘンです(笑)


土器の本体の部分、調査員も言ってはったけど「女性のボディー」の

モチーフですよね。私Nも普段のおバカノリはどこへやら・・・・

殊勝といふわけではないが、妙に敬虔というか神妙というか、人の

命の不思議さなんてやつが軽く脳裏をよぎりやがりましたよ!「我々

はどこから来て、どこに向かっているのだろう?」なんて哲学的命題

なんかも視野に入れつつデスネ(笑)

数千年の眠り・・・すくなくともこの数十年は「こいつ」の上に毎年

4月になるとお水が張られて、まもなく苗が植えられて・・・・秋には

稲刈りが行われて美味しい白州米となって。


水田になる前は田野だったのかはたまた雑木林やったのか?それこそ

気の遠くなるやうな「流転」を繰り返して今再び「日の目を見たのです

よ!」この土製の「お母さん」はね。


さてこれを作ったのはどんな性格のどんな人やったんやろね?

ではまた次回!
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by kayabun | 2013-03-28 13:28 | スタッフ日記

産みの苦しみ

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発掘調査ですから、ものがあんまり出土しない・・・というのは

面白くない。逆に完形に近い土器だとか、石鏃系遺物とか、その他

モロモロ何かが「出てくる」ととても嬉しい。モチベーション大盛

明日への活力ともなり得ます。


遺跡発掘支援業務・・・今年度終盤に出てきたのは縄文中期の「

出産土器」それもかなりの大物です。土器全体の写真は次回にアップ

予定やけど、見た感じパーツのそろいも中々で復元したらすごく

カッコイイと容易に類推できます。


写真はその土器に付いている人面像。母親の産みの苦しみを表現した

ものか?中々の表情ですね(笑)。これ自体も成人男性の手のひら大

よりも大きな感じでインパクト十分の質感でした。現場にいた全

作業員さんから歓声や嘆息の念がもれたことは言うまでもありません。

調査員S氏によるとこの手の土器の出土は、我が北杜市(旧北巨摩郡

)においてここ30年で3体目だそうです。ということは・・・・


また10年後に「次なる一体」が地中からHELLOするんやろかね?

では次回は全体像の写真UP、乞うご期待ですよ!
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by kayabun | 2013-03-19 09:28 | スタッフ日記

三寒四温

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我らが「かやぶん」のフランチャイズ。山梨県北杜市・・・・何もこの辺

だけではないようですが、全国的に(かな?)むっちゃ暖かくなったり、

はたまた冬に逆戻りしたようになったり・・・・一昨日の日曜日にはお昼

ごろいきなり台風クラスの烈風吹きすさび、気がつけば気温が10℃くらい

一気に下がったり。

でもこれから少しずつ春めいていくのでしょうね?「人間が自然を破壊して

しまっても、春は春である・・・」なんてことをのたもうたのは、かの文豪

トルストイでしたかね。21世紀の今日でさえそれは真理のやうな気がします

わ・・・・


遺跡発掘支援業務も一段落!次の現場が始まるまでしばしのお休み(別に

仕事がないという意味じゃないけどね)。今後はちょっと更新のペースを

早めて「遺跡報告会」みたくしてみようかな?なんて思っています。


北杜市は白州町竹宇遺跡。昨年晩秋に作業に着手して早や数ヶ月、終わり

にきて「お宝」的なものが多数(複数か?)出土しました。今回はその

紹介の導入ということで、コイツの写真をアップします。隣の「遺物」は

大きさの比較と一種のシャレと思うていただきたい(笑)。


最も完掘してみると、結構縦に長く「遺物」(というより異物?)とは

大分異なった印象をもちました(あたりまえか!)。むしろ花瓶的な感じ

かな?


雪にも悩まされましたね。きつかったです・・・・もう今年は雪はいらない

です。といいながら案外四月初めまでは油断でけへんのよね。
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by kayabun | 2013-03-12 11:56 | スタッフ日記

弥生三月雨にて開始

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三月に入りましたね。遺跡発掘支援業務も年度末、大詰めといふ

感じかな?雪に悩まされ、寒さに震え・・・・と思うと暖かいの

だけれど雨にたたられ・・・・兎角この世は住みにくい(笑)


話変わって写真は縄文時代の貯蔵穴だそうです。人がすっぽり入

る程度の大きさです。下ぶくれ型といふかフラスコ型というか、

上の方より下の方面積(容積といった方がよいのかな?)が広い。

私Nもこの手を掘らしてもろうたことがあるのですが、いやあ・・・

苦戦苦戦!底というか床をだしてそこからカベを探していくの

ですが、なかなかカベにぶちあたらない(涙)この辺はホンマは

「図説」したいところで、発掘の経験のない方には「なんのこ

っちゃ??」かもしれませんね。

換言すると(強引に)とにかく「俺、これこんなに掘ってええん

かいな!」という疑心暗鬼状態満載ですわ。

それゆえにカベが無事「こんにちは!」してくれてそこから

上にオーバーハング状の壁面を出していく作業はすこぶる「

快感」どや顔モード前回です。(ちょっと大仰ですね)


縄文時代の冷蔵庫(的なもの)あるいは物置き(的なもの)

に何がどんな風に収納されていたか?そんなことに思いを巡らし

来週もがんばりましょう(笑) 「うん!大詰めだよ!」
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by kayabun | 2013-03-01 17:07 | スタッフ日記