茅ヶ岳歴史文化研究所の日常やイベント報告、最新ニュースなど。


by kayabun
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太古の国からこんにちわ

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遺跡発掘支援業務・・・・ここに来ての「雪模様」のためにかなりの

停滞を強いられておりマス。残念です。早作業をすすめたいものです。

先週は降って、働いて、降って、働いての「カスタネット作業」でした。

週初めの今日も雪です。


以前にも書いたと思いますが「セクションベルトの中からこんにちわ!」

的な土器は多いです。俗な言葉で言うと「プチお宝」が出てきます。

最初はベルトに隠れてほんの少ししか見えていないものが、ベルトを

崩し次第にその全貌が明らかになる過程はいつもドキドキします。

(土器だけにドキドキ・・・・ああ、年相応の〇父ギャグ)


今回もこうして無事出てきました。そばに置いてあるのはスケール

比較用としての移植ゴテです。僕はこうして写真を撮ってしまった

けれど、本来はコイツをきれいに洗って(その場でスポンジでね!)

それから調査員が写真を撮り、測量チームが機械で出土位置を測量

、そして「遺物上げ」をして本部の建物にお持ち帰りするという

プロセスを経ます。あとは中で洗って接合・・・・完形にして

展示という感じかな。


さて明日こそは作業バンバンしたいですね。
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by kayabun | 2013-02-18 11:33 | スタッフ日記

こんなん出ましたよ!

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こんにちは!Nです。今日は恐れていた通りの雪やね。雪が降っては現場

で作業はできません。雨とか雪・・・・正直うっとおしいですね。せやけど、

雪がなけりゃ「商売」にならへん人もいっぱいいてるから、自分だけの都合

でブーたれてたらあかんのでしょうか?では、こそっと「雪のバカ野郎!」


先日こんなのが出土しましたよ。もち人為的加工の跡バリバリの黒曜石

、棒状の物体。レンズキャップは大きさ比較用(笑)、ホンマはタバコが

ええんやろけど僕は喫煙者やないから・・・・

長さ9cm、多分何かの作りかけやったのかな?ここ竹宇遺跡は縄文中期

の遺構が多いけど、黒曜石及びその加工品(矢じりなど)はほとんど出土

しません。以前掘っていた堰口遺跡の石鏃オオバンブルマイ状態を考え

ると、距離がこんなに近いのに?などと考えてしまいます。

やはり時代の差異というのでしょうね。仮に1000年の隔たりがあると

すれば我々現代人と平安朝の方々との差に該当するわけですから、

欲する材料、原料が違ってもなんら不思議はないのでしょうね。あ、

前後しますが堰口は縄文前期ですね。う~ん悠久ですなあ。


イギリスのレスターで発見された遺骨は薔薇戦争末期のイングランド王

リチャードⅢ世のものと断定されたようですね。DNA鑑定ってやつで

すね・・・・我が国で言うと室町時代=15世紀の方です。縄文に比べりゃ

全く現代に近い話だけど、この鑑定だってすごいことだよね。


遠い将来、科学技術の発展とともに縄文の研究も現代ではありえない

ような方法で、とんでもない結論が導かれるのかな?なんか僕的には

「ドラ〇もん」の世界のような類推しかできないですが(笑)
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by kayabun | 2013-02-06 07:08 | スタッフ日記
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お久しぶりぶり・・・・Nどえ~す。現在遺跡発掘先の1つである「竹宇遺跡」

以前業務についていた「堰口遺跡」の西側数百mの位置にあります。寒風吹く

中での作業はなかなかの強敵やけれど、みんなで協力して頑張っております。


東京は新宿で縄文時代の遺骨が出たとか、あのような形で残っている

ことは極めて珍しいとか。個人的には自分が掘っている場所から「古代人

のお骨」が出てきたら、結構ビビるんとちゃうかなあ?

ちょっと戦々恐々モードかな・・・・まあ、出ないでしょう。


写真はセクションベルトの中からおでましにならはった1箇体の土器曽利Ⅰ式

およそ4500年ほど前のもののやうです。20cm強の大きさでした。

この縄文人たちのデザインセンス・・・ホンマにグッジョブですわ。

凡人の私も目をむいてそいつを主張したいですね。画伯のやうに!


寒風と書きましたが、今日如月1日はとても暖かかったです。春がフライング

してしまったような陽気。明日は天気はよくなさげやけど、気温はもっと上がる

らしいね・・・・「冬来たりなば(順接仮定条件)春遠からじ(打消し推量)」は

正しいね・・・・太古の人々はもっと春が待ち遠しかったやろね。ではまた!
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by kayabun | 2013-02-01 20:29 | スタッフ日記